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【疾患別の目次】 アレルギー性疾患

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【目次】アレルギー(抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬、点鼻・点眼薬)に関するQ&A

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アレルギーの基礎知識

 アレルギーとは、免疫が過剰な活動を起こして健康に害を及ぼすことを言います。

アレルギーの分類とメカニズム~Ⅰ型からⅤ型まで

抗ヒスタミン薬と眠気

 アレルギー治療の中心になる「抗ヒスタミン薬」は、眠気を催しやすい薬ですが、薬が脳にどれだけ作用するかによって、副作用の眠気の強さを推し量ることができます。特に『アレグラ』と『クラリチン』は眠気の少ない薬として有名です。

『アレグラ』が眠くならない理由~脳内ヒスタミン受容体占有率と眠気の強さ
『クラリチン』の副作用~自動車や航空機操縦能力に対する影響
眠くならない風邪薬の選び方~「抗ヒスタミン薬」に注目する方法

 本人が眠気を感じていなくとも、無自覚のうちに集中力や判断力が低下し、作業効率が悪くなってしまうこともあります。

「インペアード・パフォーマンス」~無自覚に起こる集中力・判断力の低下

抗ヒスタミン薬の使い分け

 抗ヒスタミン薬には色々な種類があります。効き目や副作用には個人差も多いですが、ある程度の傾向があります。

抗ヒスタミン薬の効果発現と効果持続時間の比較
『ポララミン』と『アレグラ』~効果と副作用の世代差、併用の意図
『ジルテック』と『ザイザル』~光学異性体を抽出して薬の量が半分になった
『ザイザル』と『アレグラ』~効果と眠気の強さ比較
『デザレックス』と『ビラノア』~食事と用法、強さと速さ、眠気の副作用
『デザレックス』と『クラリチン』~代謝酵素と個人差、食事の影響、眠気の副作用
『ディレグラ』と『アレグラ』~花粉症で鼻づまりが酷い時の薬

2歳未満の乳幼児に「抗ヒスタミン薬」は使える?~熱性けいれんのリスクと市販薬を使う際の注意

 眠気の少ない『アレグラ』や『アレジオン』は、市販薬としても販売されています。

『アレグラFX』と『アレグラ』は同じ薬?
『アレジオン20』と『アレグラFX』、同じ市販のアレルギー薬の違いは?~用法の差と眠くなりにくさ

 抗ヒスタミン薬の特殊な使い方について。

胃薬『ガスター』の底上げ効果~ヒスタミン交叉性
『アレグラ』と『ザイザル』の併用は可能?~蕁麻疹治療ガイドラインでの言及

 血圧の薬に影響することで有名な「グレープフルーツジュース」は、『アレグラ』にも影響します。

『アレグラ』を「グレープフルーツジュース」で飲むと効果が弱まる?~OATP阻害で起こる、Ca拮抗薬と逆の相互作用

抗ロイコトリエン薬

 同じアレルギーでも、鼻づまりや喘息は「ヒスタミン」ではなく「ロイコトリエン」が主な原因です。そのため、使うべき薬も異なります。

『ジルテック』と『シングレア』~「ヒスタミン」と「ロイコトリエン」の違い
『シングレア』と『オノン』~喘息・アレルギー性鼻炎への治療効果の差
「アスピリン喘息」で鼻づまりが起こる理由~「ロイコトリエン」の急増

アレルギーに使う点鼻薬

 ステロイドの点鼻薬は眠気などの副作用の心配がなく、くしゃみ・鼻水・鼻づまりに効果があるため、最近は軽症のうちから使われます。

『アラミスト』、『ナゾネックス』、『エリザス』、同じステロイド点鼻薬の違いは?~1日1回の点鼻薬の比較
『ナゾネックス』と『リボスチン』~ステロイドと抗ヒスタミン薬の点鼻薬の効果と併用
『ナゾネックス』や『アラミスト』、1日1回の点鼻薬はいつ使えば良い?

 病院で処方される点鼻薬と市販の点鼻薬は、同じ点鼻薬でも使う目的が全く異なる場合があります。

花粉症の点鼻薬、長く続けて使っても大丈夫?~薬剤性鼻炎のリスクと、「ステロイド」と「血管収縮剤」の使い分け

アレルギー用の目薬

 眼の痒みには、「抗ヒスタミン薬」の目薬が有効です。『インタール』の刺激を少なく改良した『パタノール』、更にコンタクトレンズへの悪影響を減らした『アレジオン』と改良されてきています。

『パタノール』と『インタール』~pH・浸透圧による刺激の差
『アレジオン』と『パタノール』~保存料とコンタクトレンズ
『アレジオン点眼液』は、コンタクトレンズをつけたまま点眼しても良い?~ベンザルコニウムの弊害 

 

花粉症に関する話題

 多くの人にとって、花粉症は最も身近なアレルギー症状です。命に関わることはありませんが、辛い症状によって作業効率が低下し、学業や仕事に大きな支障が出ることもあります。

花粉症に『アレグラ』、いつから飲み始めて、いつまで飲み続ければ良い?
鼻に「ワセリン」を塗るとが花粉症がマシになる?~目の周りへの使用の是非
「花粉症」に対する、ヨーグルト・甜茶・トマト・牛乳の効果や影響に関する誤解について

減感作療法

 減感作療法は、アレルギーの根本的治療になり得る唯一の方法として、注目されています。

『アシテア』と『ミティキュア』~抗原量と効果、錠剤の溶けやすさと漸増方法
アレルギーの根本的な治療「減感作療法」とは
『アシテアダニ舌下錠』~ダニアレルギーの減感作療法

妊娠とアレルギー

 妊娠中は、アレルギーの治療に対していつも以上に注意深くなる必要があります。

アレルギーの薬、妊娠中でも飲んで大丈夫?~「抗ヒスタミン薬」の安全性評価
妊娠中の自己流の除去食について

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~注意事項~

◆用法用量はかかりつけの主治医・薬剤師の指示を必ずお守りください。
◆ここに記載されていることは「原則」であり、治療には各々の環境や状況により「例外」が存在します。

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薬の比較と使い分け100(2017年)
OTC医薬品の比較と使い分け(2019年)
ドラッグストアで買えるあなたに合った薬の選び方を頼れる薬剤師が教えます(2022年)
■日経メディカル開発
薬剤師のための医療情報検索テクニック(2019年)
■金芳堂
医学論文の活かし方(2020年)

 

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【講演・シンポジウム等】
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学会(日本医療薬学会/日本薬局学会/プライマリ・ケア連合学会/日本腎臓病薬物療法学会/日本医薬品情報学会/アプライド・セラピューティクス学会)

 

【監修・出演等】
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