【はじめに】薬や病気に対する「誤解」や「偏見」から生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育によって防ぎたい


Fizz-DIの理念

 誤った知識、偏った情報によって起こる悲劇は、正しい情報提供と教育によって防ぐことができる。
 薬に対する誤解や偏見を解くことは、薬剤師の重要な使命である。


お薬Q&Aの目的

 薬を正しく知ることで、正しい選択をできるようにする。
 薬を正しく使うことで、最大の効果を引き出し、医療費の削減に貢献する。



薬に疑問を持つ全ての方へ
~貴方がいま読んでいるその情報は、本当に正しいですか?

 インターネットが発達し、誰でも簡単に薬や医療に関する情報にアクセスできるようになりました。こうした情報発信の普及によって、誰もが自分や家族の使う薬、病気に対して理解を深めることができる世の中になりつつあります。

 しかし実際のところ、薬や医療について身近に相談できる所がなく、仕方なく手元にあるスマートホンやパソコンで検索している、という人は少なくありません。
 このとき、”専門家”以外の人間が発信する間違った情報や、「事実」と「意見」が混ぜこぜになった紛らわしい情報が検索にヒットすると、新たな誤解や偏見が生まれてしまうことになります。

 このような誤解や偏見が生まれ得る、不確かな情報が氾濫する現状は看過できません。

 Fizz-DIでは、世の中に出回っている様々な薬の疑問について、科学的根拠に基づいた『正しい情報』と、それに基づいた『薬剤師という専門家としての意見』を発信し、たとえインターネットで検索したとしても新たな誤解や偏見が発生しないよう、ネット上の情報インフラ整備を進め、より安全かつ有効に薬を使ってもらえる世の中を目指します。

医療に関わる情報を扱うWebサイトとして、正確さと公平さを向上させるための取り組みについてはこちら


お薬Q&A~Fizz Drug Informationの著者プロフィール

yushi
児島 悠史 / Yushi Kojima
薬剤師・薬学修士(京都薬科大学大学院修了)
 日本薬剤師会JPALS CLレベル6
 日本集団災害医学会PhDLSプロバイダー(2016年熊本地震の支援活動にも従事)
 PADI救急法EFR・CFC(心肺蘇生法/AED)修了

※薬剤師の資格は、厚生労働省のWebサイト(http://yakuzaishi.mhlw.go.jp/search/)からも確認できます。



Fizz-DIが大切にしているもの

 Fizz-DIは、ネット上にたくさんある他の医療情報サイトとは異なり、薬剤師という”薬の専門家”が発信する情報として、以下の3つの信条を大切にしています。

① 「事実」と「意見」を明確に区別して記述します
② 「意見」の基となった科学的根拠
を明記します
③ 単に薬の情報を羅列するのではなく、その薬で検索している人が「何に困っているのか(潜在的な悩み)」を汲み取り、それを解決できる方法を提案します


1. 「事実」と「意見」の、明確な区別

 「事実」とは、薬としての性質や臨床試験の内容など、全世界共通の客観的事実のことで、いつどこで誰が見ても変わることはありません。

 しかし、こうした「事実」を基に、どういった「意見」を述べるかは、時と場合によって変わることがあります。同じ「事実」に基づいていても、2人の専門家が全く逆の「意見」を述べることさえあります。
事実と意見
 そのため情報を扱う際には、それがどんな時でも変わらない「事実」なのか、人や状況によって変わるかもしれない「意見」なのかを、しっかりと区別する必要があります。

 Fizz-DIが扱う情報では必ず、この「事実」と「意見」を明確に区別しています。


2. 科学的根拠の明記

 薬や医療に関する情報は、病気という全ての人の不安に直結する情報です。こうした情報が、単なる憶測や噂話・経験則・思い込みに基づいたものであってはいけません。

 Fizz-DIでは、薬の添付文書や文献・各学会のガイドライン・専門書などの信頼できる科学的根拠(事実)に基づいた正しい情報だけを取り扱い、更にその科学的根拠を必ず直近に明記してあります。

 そのため、判断材料となった学術資料をいつでも誰でも参照することができるようになっています。


3. 潜在的な悩みを汲み取り、解決する”薬の専門家”としての情報提供

 薬に関する詳細な情報だけであれば、他にもたくさんのWebサイトがあります。

 Fizz-DIでは、薬の情報をただ羅列するのではなく、その薬で検索して来られた方が「実際にはどんなことで悩んでいるのか」、その潜在的な悩みを汲み取り、解決できる方法を提案するところまで情報提供します。



個別の疑問は、「かかりつけの薬剤師」へ

 このQ&Aはあくまで不特定多数の方の疑問に対して、最も一般的・基本である回答をしています。一人一人の体調や生活環境によっては、最も適切な「意見」は別のものになる可能性があります。
 そのため、個別の疑問については、ここで得た情報を基に、主治医やかかりつけの薬剤師に必ず相談するようにしてください



もう一つの目的~次世代の薬剤師教育ために

 ある薬が処方された時、その選び方には必ず意味があります。別の似た薬ではダメだった理由があります。そして、その理由を考えるためには、似た薬同士を比較し、どういった違いがあるのかを知っておく必要があります。

 車や時計、洋服を選ぶ時と同じで、似たものを比較して違いを知ることは、そのものを深く理解するために必要な作業です。

 本Q&Aでは、似た薬の違いを薬剤師の立場から様々に比較していますが、優劣をつけて評判に差をつけたいのではなく、薬を深く学ぶための考える材料として行っています。



リンク・引用はご自由にどうぞ(但し、以下3点のお願いがあります)

 リンク・引用はご自由にして頂いて問題ありません。
 ただし、医療の情報は日々新しくなっています。必ず最新の原典・情報源も確認の上、行うようにしてください。

※引用や転載の際のお願い
1.内容を改変・歪曲しない (誤解や偏見のもとになります)
2.商品販売のための広告・宣伝に利用しない (特定の薬や治療を勧めたり、標準治療を否定するものではありません)
3.出典を明記する (リンクもあれば確認しに行きやすいです)


※最近、耳目を集めるためだけに作られた無責任なキュレーションサイトが増えています。そのような医療を蔑ろにするサイトに無断転載されることは大変心外です。
 また、本サイトでは誤解や偏見が生まれないよう細心の注意を払って文章を作っています。コピーを誤魔化すためのリライト(改変・歪曲)をされると、読み手には間違った意味で伝わる恐れもありますので、絶対にお控えください。


作製・メディア出版・活動実績

<2015年>
  8月 『エビデンスレベル』についての解説記事がGunosyに掲載
10月 「インフルエンザワクチン値上げ」についての記事がLINEニュースに掲載
<2016年>
  2月 調剤薬局で『「事実」と「意見」を分けて伝える』をテーマに勉強会を開催
  3月 フジテレビの情報番組「グッディ」に、『ロキソニン』の副作用について情報提供
  4月 医師たちがつくるオンライン病気事典「MEDLEY」に寄稿
  5月 熊本地震に対する災害支援薬剤師として、益城町総合体育館で5日間の支援活動
  8月 日経新聞の土曜版「日経プラスワン」に、水虫治療に関して取材協力した記事が掲載
  9月 「薬剤師求人.com」の薬剤師のナレッジが詰まったサイト5選に選ばれました
10月 日本薬剤師会JPALS CLレベル6に昇格しました
12月 Yahoo!ニュース動画「抗生物質が効かなくなる日」の監修を行いました


※ここに記載された記事は、特定の薬の販売を促進したり、特定の商品の販売を妨害したりする目的で掲載しているものではありません。科学的根拠のある事実と薬剤師としての意見を分け、誤解を招くような表現には細心の注意を払っていますが、万が一、表現に問題がある場合はすぐに修正致しますのでご指摘くださるようお願い致します(※大きな修正履歴はこちら)。

※質問に対する回答の根拠・裏付けとして、医薬品の添付文書やインタビューフォーム、文献などを引用していますが、いずれも主たる回答や薬剤師としての意見を補足するものとして、あくまで従の引用を心がけています。何らかの問題がある場合にはすぐに対応致しますのでご指摘くださるようお願い致します。

※本文および図表中では「™」、「®」は明記しておりませんが、各医薬品などの商品名は各社の登録商標です。

※特定の製薬企業との利害関係は一切ありません(一介の薬剤師です)。

このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote

カスタム検索


コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット

トラックバック

トラックバックURL