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薬機法 薬局の構造

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薬局と病院の間にあるフェンス、何とかならないのか?~敷地内薬局規制緩和

回答:平成28年度の改訂から、不要になった

 平成28年度の改訂で、保険薬局と医療機関の構造に対する規制が緩和され、フェンスなどの設置が不要となりました。

 これによって、病院から薬局へ行く際、いちいち公道へ出なくとも良い構造で病院や薬局を建てることができるようになります。

回答の根拠:医薬分業における、経営・構造上の独立性

 保険薬局は、保険医療機関と一体的な構造をしたり、保険医療機関と一体的な経営を行ったりしてはならない、 と法律で定められています1)。

 1) 療養担当規則、第二条の三

 そのため薬局は、「一体的な構造ではない」ことの証として、いったん公道に出なければならない構造をとっています。フェンスが設置されているのは、このためです。

 薬局を建設する際にはこれを守らなければ、営業することができませんでした。

 しかし、法律の問題だけで、患者がわざわざ公道に出なければならないという状況は利便性・安全性にも大きな問題があったため、2014年から総務省は厚生労働省に対して規制緩和を求めていました。

 これを受けて平成28年度の改訂から、いったん公道に出なければならないという規制を止め、フェンス等の設置は不要となりました2)。

 2) 1月29日 中央社会保険医療協議会

+αの情報:専用通路や、病院内への出店はダメ

 無意味なフェンスの設置は不要となりますが、特定の薬局への専用通路を作ることや、病院内に薬局を出店すること、公道から薬局の出入り口がわからないような構造など、病院と一体化してしまうような構造は、引き続きできません。

 実際、どの程度の構造であれば許可されるのかは、現場厚生局の判断によります。

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