医療に関わる情報を扱うWebサイトとして


 このところ、キュレーションメディアの「welq」が著作権や薬機法(旧・薬事法)、倫理などの観点から主に悪い意味で話題になり、多くの批判を浴びています。
 これらの批判は、医療に関する情報を扱う者として決して全てが他人事というわけではなく、自らの情報の扱い方も改めて気を引き締め直す必要があると、強く感じています。

 Fizz-DIは「誤解や偏見によって生まれる悲劇を、正しい情報提供と教育で防ぎたい」という理念のもとに活動していますが、この理念を実現するため、具体的に以下のような姿勢・取り組みによって、正確さや公平さの向上に努めています。


1:薬の専門家である「薬剤師」が、自ら発信すること

 Fizz-DIは、薬の専門家である「薬剤師」が、全ての記事をいちから書き下ろしています。外注やコピペなどを一切行わず、一言一句全てに細心の注意を払って作成しています。

 また、薬剤師として薬局での業務にも携わっているほか、各勉強会などにも積極的に参加し、日本薬剤師会JPALSの試験(現状最高ランクの6)に合格するなど、薬剤師となってからの自己研鑽も怠っておりません。

 その上で、実名や顔写真を経歴と共に公開することで、医療情報を扱っている自覚と責任感を忘れないようにしています。


2:科学的根拠の明記

 薬や医療に関する情報は、病気という全ての人の不安に直結する情報です。こうした情報が、単なる憶測や噂話・経験則・思い込みに基づいたものであってはいけません。

 Fizz-DIでは、薬の添付文書や文献・各学会のガイドライン・専門書などの信頼できる科学的根拠に基づいた正しい情報だけを取り扱い、更にその科学的根拠を必ず直近に明記してあります。
 そのため、判断材料となった学術資料をいつでも誰でも参照することができるようになっています。

 これは単に「正しい情報提供」をすることだけでなく、訪れた人に医療情報を見る目を養ってもらうこと、新人薬剤師に教材として使ってもらうことなど、「教育」も目的に行っています。


3:「事実」と「意見」を分けること

 Fizz-DIでは、「事実」と「意見」を明確に区別して記載しています。

 薬の性質や臨床試験の結果など、「事実」は全世界共通のことで、いつどこで誰が見ても変わることはありません。
 しかし、こうした「事実」を元にどのような「意見」を述べるかは、専門家によっても異なり、薬を使う人の状況によっても変わることがあります。同じ「事実」に基づいていても、2人の専門家が全く逆の「意見」を述べることさえあります。

 このことを念頭に「事実」と「意見」は明確に区別し、更に、中立な立場・公平な視点での「意見」を述べるよう心がけています。


4:大きな訂正・修正があった場合は記録を残す

 医療に関する情報は日々新しくなることから、Fizz-DIでも古い記事は随時、加筆・修正を行っています。
 大きな訂正・修正は無いよう心がけていますが、新しい追加情報や第三者からの指摘等で記事を大きく修正した場合には、その記録を残しています

 これによって、記事の内容が変わっていた場合でも、何故変わっているのか、どう変わっているのかを確認できるようにしています。



最後に:「困った」を解決できる、信頼に足るコンテンツを目指して

 Fizz-DIは暇つぶしに読むためのものではなく、薬に関する何かしらの「困った」を解決できるようなコンテンツを目指した記事作りを行っています。
 その際、医療情報にありがちな「難しさ」を減らすために、まず最初に専門用語を使わず結論を述べる、解説画像を載せるなど、できる限りわかりやすい情報提供を努めています。

 今後も、以上のような努力・取り組みを継続するとともに、正確さと公平さについてこれまで以上に気を引き締めて情報発信を行うことで、信頼できるコンテンツの一つとして認識されることを目指していきたいと思います。


 2016年11月26日 児島 悠史(薬剤師・薬学修士)



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