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子どもの薬 感染症

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「プール熱」って何?~アデノウイルス感染で起こる結膜炎

回答:ウイルス性の咽頭結膜炎

 「プール熱」とは、正式には「咽頭結膜炎」というウイルス性の感染症のことです。
 毎年7~8月頃、学校や町のプールで伝染することが多いので、「プール熱」と呼ばれています。

 「学校保健法」に指定されている伝染病で、薬で症状が治まったとしても2日間は幼稚園や学校への登校はできません。

口の白いぷつぷつが特徴

 「咽頭結膜炎(通称:プール熱)」は、細菌ではなく「アデノウイルス」というウイルスに感染することで起こります。
 この「アデノウイルス」に感染すると、39℃を越えるような高熱のほか、喉の腫れや痛み、目の充血や目やになどの結膜炎の症状が現れます。

 特に、口の粘膜に”白いぷつぷつ”ができていると、「咽頭結膜炎(通称:プール熱)」である可能性が高いとされています。病院では、綿棒で喉の液を採取することによって、簡単に検査ができます(結果が出るまで約15~20分)。

薬剤師としてのアドバイス:治療方法について

 「咽頭結膜炎(通称:プール熱)」は、ウイルスによる感染症のため抗生物質は効きません
 また、「アデノウイルス」を直接退治できる薬は無いため、喉や目の症状を治める対症療法が治療の中心になります。

 治療中、高熱によって水分やミネラルを消耗するため、スポーツドリンクや補水液などで水分補給することをお勧めします。
 また、タオルを介して家族間でも感染しやすいため、共有は避けるようにしてください。

 通常、症状は長続きせず、遅くとも5日ほどで自然に症状は治まってきます。

 感染予防のためには、日ごろからの手洗い・うがいが大切です。

 

~注意事項~

◆用法用量はかかりつけの主治医・薬剤師の指示を必ずお守りください。
◆ここに記載されていることは「原則」であり、治療には各々の環境や状況により「例外」が存在します。

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