お薬Q＆A　〜Fizz Drug Information〜

感染症（細菌・ウイルス）

1. 

   似た薬の違い 殺菌・消毒薬

   2016.06.27

   『ウエルセプト』と『ウエルパス』、同じ消毒薬の違いは？～「ノロウイルス」への効果とエタノール濃度

   【薬剤師が執筆・監修】「ノロウイルス」にもある程度の効果がある『ウエルセプト』、添加物として消毒用と同じ濃度の「エタノール」が使われている『ウエルパス』…

2. 

   抗生物質 似た薬の違い

   2016.06.16

   『オーグメンチン』と『サワシリン』、同じ抗生物質の違いは？～「クラブラン酸」の配合比率と目的

   【薬剤師が執筆・監修】β-ラクタマーゼ阻害剤の「クラブラン酸」を配合した『オーグメンチン』は、一部の耐性菌に効果がある～配合比率と併用の目的…

3. 

   抗生物質 市販薬・OTC

   2016.04.14

   抗生物質の飲み薬は、市販されている？～原因菌の特定と耐性菌のリスク

   【薬剤師が執筆・監修】感染症の原因は細菌なのかウイルスなのかを見極め、更にどんな種類の細菌かを特定してからでないと、効果のある抗生物質を選ぶことはできない…

4. 

   抗生物質 似た薬の違い

   2016.03.14

   『サワシリン』・『クラリス』・『クラビット』、同じ抗生物質の違いは？～抗菌スペクトルと使い分け、用法…

   【薬剤師が執筆・監修】抗生物質と細菌の相性（抗菌スペクトル）と、効果的な飲み方（濃度依存・時間依存）の違い…

5. 

   抗生物質 副作用

   2016.02.25

   『クラバモックス』で酷い下痢をしている。薬を中止すべき？

   【薬剤師が執筆・監修】抗生物質で腸内細菌のバランスが崩れると下痢をする～我慢すべき下痢と、粘液や血液が混じる危険な下痢、自己判断で薬は中止せず、まず医師に相談を…

6. 

   解熱鎮痛薬・NSAIDs インフルエンザ

   2016.02.16

   インフルエンザの時に『カロナール』を使っても良い？～「インフルエンザ脳症」のリスクと解熱剤の目的

   【薬剤師が執筆・監修】「インフルエンザ脳症」を避けるために、インフルエンザの時の解熱鎮痛薬は『カロナール』などの「アセトアミノフェン製剤」を選ぶ必要がある～解熱…

7. 

   免疫システム インフルエンザ

   2016.02.15

   予防接種をしていても、インフルエンザに罹ってしまうのは何故？

   【薬剤師が執筆・監修】予防接種で何が変わるのか～「体液性免疫」と「細胞性免疫」の時間差から考える、予防接種をしていてもインフルエンザを発症してしまうメカニズム…

8. 

   抗生物質 知っておくべきこと

   2016.02.13

   「耐性菌」は何故できてしまうの？～抗生物質の中途半端な使用が危険な理由

   【薬剤師が執筆・監修】薬が効きにくい細菌が選別されていくメカニズム～抗生物質を中途半端に使うことは、「耐性」を持つよう細菌をトレーニングしているような危険な行為…

9. 

   子どもの薬 インフルエンザ

   2016.02.12

   『タミフル』ドライシロップの味が苦い、子どもに上手に飲ませる方法はない？

   【薬剤師が執筆・監修】「オレンジジュース」・「スポーツドリンク」・「チョコアイス」と混ぜると飲みやすくなるが、「りんごジュース」や「バニラアイス」と混ぜると飲み…

10. 

    抗生物質 薬の飲み方

    2016.02.11

    『クラバモックス』の用法が食直前なのは何故？～「クラブラン酸」の吸収に与える影響

    【薬剤師が執筆・監修】『クラバモックス』を食後で服用すると、抗生物質「アモキシシリン」の効果を高める「クラブラン酸」の吸収が低下する～βラクタマーゼ阻害剤を配合…

11. 

    解熱鎮痛薬・NSAIDs インフルエンザ

    2016.02.08

    インフルエンザと診断されたのに、解熱剤しかもらえなかったのは何故？

    【薬剤師が執筆・監修】インフルエンザ発症から48時間以上が経過してしまってからの治療方法～ウイルスが既に増殖を完了していた場合は、対症療法と二次感染の予防を行う…

12. 

    薬の飲み方 インフルエンザ

    2016.02.01

    『タミフル』や『リレンザ』、薬をもらった初日も1日2回使うべき？～インフルエンザの薬の服用間隔

    【薬剤師が執筆・監修】『タミフル』は3時間、『リレンザ』は2時間以上の投与間隔をあけて、できるだけ初日から1日2回で治療をスタートさせる…

13. 

    抗生物質 相互作用

    2016.01.09

    『セフゾン』と、鉄剤の飲み合わせが悪いのは何故？～3時間の服用間隔をあける意義と、キレート形成の種類…

    【薬剤師が執筆・監修】同時服用で吸収が90%低下し、3時間の間隔をおいても25%低下する『セフゾン』と鉄の組み合わせ…

14. 

    似た薬の違い 殺菌・消毒薬

    2016.01.06

    『アズノール』と『イソジン』、同じうがい薬の違いは？～炎症止めと感染予防、薄め方や「うがい」の方法も…

    【薬剤師が執筆・監修】炎症止めと傷の治癒が目的の『アズノール』と、消毒・感染予防が目的の『イソジン』～薬の薄め方や、うがいの方法の違い…

15. 

    知っておくべきこと ワクチン

    2015.12.25

    世界保健機関（WHO）が、日本の子宮頸がん（HPV）ワクチンの接種状況について言及～「根拠薄弱」と懸…

    【薬剤師が執筆・監修】積極的な接種勧奨が再開されない日本の状況に対し、世界保健機関（WHO）が非難する声明を発表…

16. 

    抗生物質 外用剤

    2015.12.16

    『ゲーベン』ってどんな薬？～銀の抗菌作用と、塗布量の目安

    【薬剤師が執筆・監修】厚さ2～3mmで塗布する必要がある、銀の抗菌力を利用した塗り薬～耐性菌への有効性、熱傷への適応…

17. 

    抗生物質 相互作用

    2015.11.28

    『バクタ配合錠』ってどんな薬？～ST合剤の2つの成分、PCPへの治療と予防の効果

    【薬剤師が執筆・監修】日和見感染症への適応拡大～細菌の葉酸合成を2つ連続で止めるST合剤…