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過去の記事一覧
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『アドエア』と『シムビコート』、同じ喘息吸入薬の違いは?~デバイス・用法用量の幅と、薬の性質差
【薬剤師が執筆・監修】強力な「フルチカゾン」と、用量依存性に効果が高まる「ホルモテロール」の特徴による違い~「定量噴霧吸入器(MDI)」と「ドライパウダー吸入器…
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『プレドニン』と『リンデロン』、同じステロイドの飲み薬の違いは?~作用の強さ・長さによる使い分け
【薬剤師が執筆・監修】隔日投与・朝夕の調節がしやすい『プレドニン』と、作用が強力・長続きで、電解質への影響が少なく大量投与できる『リンデロン』~ステロイドの使い…
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『ワーファリン』と『バイアスピリン』、同じ血液をサラサラにする薬の違いは?~抗凝固薬と抗血小板薬
【薬剤師が執筆・監修】『ワーファリン』などの「抗凝固薬」は心不全や不整脈で血液が滞るとできる「赤色血栓」に、『バイアスピリン』などの「抗血小板薬」は動脈硬化でで…
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添付文書に記載された副作用頻度の数字を、単純に比較してはいけない理由
【薬剤師が執筆・監修】『ロキソニン』0.05~0.1%未満、『セレコックス』0.2%という消化性潰瘍の頻度を例に、母集団の異なる臨床試験で得られた数字だけを比較…
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開発時には「思いもしなかった使われ方」をしている薬~創薬 Advent Calendar 2017
鉄道網が整備され「牛肉大量消費」時代を迎えたアメリカで、拡大し続けた牧場に突如現れた謎の出血病「スイートクローバー中毒」から見出された『ワーファリン』と、土木建…
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2歳未満の乳幼児に「抗ヒスタミン薬」は使える?~熱性けいれんのリスクと市販薬を使う際の注意
【薬剤師が執筆・監修】鎮静性の抗ヒスタミン薬は、熱性けいれんのリスクを高める恐れがあり、2~3歳の発熱した乳幼児には使わない方が良い。市販の鼻炎薬にもよく使われ…
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不要な薬を薬局に返せば、返金してもらえる?~健康保険法上の解釈と残薬の活用方法
【薬剤師が執筆・監修】処方箋に基づく調剤は「商品の売買」ではなく、診察や治療と同じく健康保険法上の「療養の給付」にあたるため、返金はできない~品質管理上の問題点…
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異世界薬局の薬学考証裏話2~「ペスト」治療薬、分包や保管の手間も考慮した選択肢
「異世界薬局」で始まったペストとの戦いで、主人公たちが「レボフロキサシン」を治療薬として選んで準備を始めた理由~投与経路・副作用リスク・安定性・味、更に準備にか…
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インフルエンザの時に『ロキソニン』を使っても良い?~インフルエンザ脳症・ライ症候群のリスク
【薬剤師が執筆・監修】インフルエンザの時に、安易に解熱鎮痛薬・NSAIDsを使うと「インフルエンザ脳症」を誘発する恐れがある…
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インフルエンザの治療薬は、なぜ48時間以内に飲まないといけないの?
【薬剤師が執筆・監修】ウイルスの増殖を抑える「ノイラミニダーゼ阻害薬」は、既に増えてしまったウイルスを退治することはできない~ウイルス増殖が完了する目安としての…
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『麻黄湯』はインフルエンザに効く?~抗ウイルス薬との比較と使いどころ、重症化リスク
【薬剤師が執筆・監修】『タミフル』等に劣らない効果も報告されている『麻黄湯』をセルフメディケーションに巧く利用する方法~重症化のリスクや兆候と使いどころ…
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NNT(Number Needed to Treat)とは何のことか~コストを考える際の利点と、エン…
【薬剤師が執筆・監修】治療必要数:NNTは、治療の経済的損得を考える際の重要な指標だが、数字の大小だけでなく「設定されたエンドポイントの内容」まで吟味する必要が…
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薬を飲んでいる人は、飲酒を控えた方が良い?~相互作用と副作用のリスク
【薬剤師が執筆・監修】薬とお酒の相互作用~作用を強める・作用が弱まる・肝臓に負担がかかる・悪酔いするのトラブルと、間隔を空ける意味…
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吐き気に『ナウゼリン』を処方してもらっていたが、「つわり(妊娠悪阻)」だった。胎児への影響は?~妊娠…
【薬剤師が執筆・監修】『ナウゼリン』を服用中に妊娠が判明した時の、判断と対応~添付文書上の「禁忌」には、絶対禁忌と原則禁忌が含まれる…